コーポレート・ガバナンスニュース(2021/1/25)
本日は、以下の記事について取り上げます。
1.東証市場再編 こう変わる(3)プライム、流通株35%以上
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1.東証市場再編 こう変わる(3)プライム、流通株35%以上
【注目ポイント(記事一部引用)】
企業に大きな変革を迫るのがコーポレートガバナンス(企業統治)の強化だ。東京証券取引所が最上位市場と位置づけるプライムは時価総額全体に占める流通株比率で35%以上を求める。政策保有など安定株主だけで特別決議の可決に必要な「3分の2以上」を占める株主構成は認めない。
【コメント】
今春に予定されているコーポレートガバナンスのコードについては、来年4月に予定されている東証の市場再編にも大きな影響を与えます。特に現在の東証1部は再編後、プライム市場への移行が予定されていますが、コーポレートガバナンスの遵守基準も最上位の厳格さを確保することが求められます。現段階では、現状からまだ何をどこまで取り組むか、詳細は不透明ですが、取締役会における社外取締役比率を1/3以上とすることや取締役会および経営人材の多様性の確保などが特に大きな変更点となりそうです。