コーポレート・ガバナンスニュース(2020/8/8)

本日は、以下の記事について取り上げます。

  1. 日産、株式報酬の新制度導入 透明性高める狙い

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1.日産、株式報酬の新制度導入 透明性高める狙い

【注目ポイント(記事一部引用)】
日産自動車は7日、2021年3月期から「譲渡制限付株式ユニット(RSU)」と呼ぶ新たな株式報酬制度を導入すると発表した。同社は別の株式報酬制度を採用してきたが、経営者が自らに都合よく運用できる余地があり、西川広人前社長兼最高経営責任者(CEO)の辞任のきっかけになった。報酬制度の透明性を高める狙いがある。

【コメント】
日産が発表したこちらのリリースによると、今回新たに導入した譲渡制限付株式ユニット(RSU)は、対象期間は3年で設定されており、RSUを付与後3事業年度に3分の1ずつ権利確定させ、株式を支給していくという設計のようです。よく間違われるのですが、譲渡制限付株式報酬(RSA)と今回のRSUは別物である点に注意が必要です。メルカリでも検討時に混乱があったようです。詳細は下記をご参照ください。

 

【参考記事】

日本初の挑戦を。メルカリが新インセンティブ制度に込めた想いとその舞台裏

https://mercan.mercari.com/articles/2019-02-19-113000/