コーポレート・ガバナンスニュース(2020/10/4)

本日は、以下の記事について取り上げます。

  1. Apple’s Rising Class of Leaders Will Shape a Post-Tim Cook Era

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1.Apple’s Rising Class of Leaders Will Shape a Post-Tim Cook Era

【注目ポイント(記事一部引用)】
As Cook begins his 10th year at the helm, his management group is filled mostly with senior vice presidents who have worked at Apple for more than two decades, made tens of millions of dollars and are at or near the ages of 55 to 60 when many previous executives have stepped aside. That, along with typical corporate planning, has spurred the Cupertino, California-based company to cultivate its next class of top managers, said people familiar with the matter who asked not to be identified talking about internal company discussions.

【コメント】
日本語での記事は見当たらなかったため、英語の原文を引用しています。Appleのティム・クック氏がCEOとしての在任期間が2021年8月に丸10年となります。スティーブ・ジョブズという偉大な経営者の後任としてジョブズ時代のようなイノベーティブなプロダクトを開発できていないという根強い批判はあるものの、着実に業績を伸ばし、米国企業では初めて時価総額が2兆ドルを超えるまでになりました。記事の中では後任は現在COOを務めるジェフ・ウィリアムズ氏であろうとしていますが、CEOだけでなく、経営幹部も55歳~60歳の人材が多くを占めており、経営陣をどのように次世代に引き継いでいくかが今後の課題となりそうです。一般に海外企業の方が社長・CEOの在任期間は短いという印象を持っている方も多いのですが、世界のベストCEOランキングによると、好成績を残すCEOの在任期間は平均15年とかなりの長期間です。日本では2期4年などと5年前後という在任期間が比較的多いのですが、CEOの仕事には、事業や人材のポーフォリオの組み換え、新事業の推進、M&Aなど、どれも相応の期間のコミットメントが必要なテーマが必ずと言っていいほど発生します。そのように考えると、日本企業の社長の在任期間も5年という長さが妥当なのかということは見直されてしかるべきです。