コーポレート・ガバナンスニュース(2020/9/23)

本日は、以下の記事について取り上げます。

  1. 環境省と経団連、ESG開示基準作り 各国と協調めざす

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1.環境省と経団連、ESG開示基準作り 各国と協調めざす

【注目ポイント(記事一部引用)】
環境省と経団連はESG(環境・社会・企業統治)に関する企業開示の国際基準づくりで協力する。環境や社会貢献などの取り組みを示す非財務情報は、海外で開示基準が乱立しており、企業の負担を増やす一因となっている。環境省と経団連は企業の意向を踏まえ、官民連携で基準の統一に向け、各国政府に協調を呼びかけていく。

【コメント】
ESG投資熱の高まりとともに、益々重要性が上がってくるESG関連の情報開示ですが、今回の環境省と経団連の共同での取り組みは、企業側の情報開示へのガイドとなるだけでなく、こうした情報開示ガイドがベースとなって今後の情報開示のレベルが上がることが期待されます。コーポレートガバナンス関連では既に経産省が資料を発表していますが、情報開示のベストプラクティスを発表するという取り組みも一定の効果を期待できるでしょう。