コーポレート・ガバナンスニュース(2020/8/16)

本日は、以下の記事について取り上げます。

  1. 経営会議から慣性の法則を切り離す~コーポレートガバナンス改革を超えて~

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1.経営会議から慣性の法則を切り離す~コーポレートガバナンス改革を超えて~

【注目ポイント(記事一部引用)】
外圧も相まって進むコーポレートガバナンス改革に比し、執行部門改革はどうか。相変わらず生産性の低い経営会議を継続していないだろうか?

【コメント】
日本のコーポレートガバナンス改革の現時点での最大の課題の一つは、取締役会改革であることは間違いないのですが、この記事が指摘しているように、同時に執行側の経営会議も同じように改革が必要です。なお余談ですが、記事の中でドラッカーの言葉として引用される「トップマネジメントはチームとして機能しなければならない」という言葉は、主語を取締役会に入れ替えても全く同じことがいえます。
取締役会の機能発揮の向上に向けては、取締役会の実効性評価が重要な役割を果たします。同じように経営会議においてもその実効性を評価する取り組みを行うのはどうでしょうか。特にCEOやCFOといった経営陣がどのように経営会議を取り仕切っているかは、こうした経営幹部の評価の際にも活用できる価値ある情報となるはずです。